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【スタッフからの挑戦状!No.2】金太郎は実在した?しない? 目指せ端午の節句マスター!
こんにちは。
今回のブログでは、te-noriスタッフからの挑戦状シリーズ、第二弾をお届けいたします!
端午の節句を深掘りした全五問のクイズのうち、いくつ正解できるでしょうか?
終わったころには、あなたも端午の節句マスター! 5月5日がますます楽しみになるクイズに、是非ご参加ください!
Q1:五月人形の鎧兜には、どんな意味が込められているの?
江戸時代に本格的に広まった端午の節句。当時の武将をイメージした鎧兜には、どういった意味があるのでしょうか?
【1】豪華な衣装を着せることで、お金に困らないよう祈願した
【2】武将のような勇ましい成長を願った
【3】災いから身を守る、厄除けのため
正解は…三番!
命を守るための道具である、鎧兜。子どもの平均寿命が短かった当時、病気や災いから守ってくれますようにという願いを込めて、鎧兜の五月人形が定着しました。
五月人形が一人につき一つ、兄弟等で兼用できないのは、彼らが子どもたちの身代わりとなって災いを引き受けているため、「他人の厄を引き継ぐ」ことになってしまうからなんです。
Q2:金太郎は実在の人物? それとも、架空の人物?
熊に乗り、まさかりを担いだ金太郎。元気いっぱいの男の子の象徴として、五月人形としても人気の高いキャラクターです。
でも金太郎って、実際に存在したのでしょうか? それとも桃太郎のように、誰かをモデルとした架空の人物なのでしょうか?
【1】実在した
【2】架空の人物
正解は…一番! 金太郎は実在したんです。
956年ごろに誕生したといわれている金太郎。幼い頃から動物と遊びたくましく育った彼は、後に源頼光に召し抱えられ、坂田金時(さかたのきんとき)と改名します。
頼光の四天王として活躍し、酒吞童子と呼ばれる鬼を退治したりして、広く知られるようになったんですって!
ストーリーに鬼が登場するなど、伝説上の人物として捉えられることもありますが、基本的には実在した人物として愛されているようですよ。
Q3:吹き流しって、一体なんなの?
鯉のぼりと合わせて飾られる、カラフルな飾り物「吹き流し」。豊かな色彩で端午の節句を盛り上げてくれるあのヒラヒラには、一体どういう意味合いがあるのでしょうか?
【1】家族の絆を表現したもの
【2】五元素をイメージしている
【3】太陽、空、大地などをモチーフにしている
正解は…二番!
吹き流しは中国の「五行説」からきているもので、万物を構成している木・火・土・金・水の五元素を色でイメージしたデザインになっています。
実は吹き流しは鯉のぼりより歴史が古く、端午の節句が広まった江戸時代より以前、戦国時代から魔除けとして重宝されていたんですって。
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Q4:ちまきって、何が入っているの?
笹などの葉でぐるぐると巻いた食べ物、ちまき。関西を中心とした西日本でよく見られるので、関東の方は食べたことが無い方もいらっしゃるかもしれませんね。
ご存知ないという方も是非、中身を想像してみてください!
【1】お餅
【2】おにぎり
【3】たけのこ
正解は…一番!
元々中国から伝来した端午の節句。現地では厄除けとして、お供え物であるもち米を茅(ちがや)という葉で巻いたちまきをいただく風習がありました。
その風習が初めて入って来たのが、当時の都である京都。その影響が今でも色濃く残っている西日本では、今でもちまきがメジャーなんですね。
一方東日本では、江戸で生まれた柏餅が広まった、というわけなんです。
ちまきは色々な種類があるそうで、おこわを想像された方も多いかもしれません。関東生まれのスタッフは、ちまき自体をいただいたことがないので、今年は挑戦してみようと思います:)
Q5:五月人形に飾られる「三品」って、どんな意味があるの?
五月人形をますます盛り上げる、軍扇・太鼓・陣笠の「三品」と呼ばれる飾り物。te-noriでもセットのご用意がありますが、どんな意味合いを持つ道具なのでしょうか?
【1】富を誇示するため
【2】戦を鼓舞するため
【3】三種の神器をモチーフにしている
正解は…二番!
武家社会の影響を強く受けている、端午の節句。民や兵を鼓舞するために用いられた三品を飾ることも、自然の流れといえるでしょう。
軍扇は、戦を指揮するためのもの。相撲の行事さんが手にしている軍配を想像していただくと分かりやすいと思います。
太鼓は統率をとるための楽器。陣笠は外行きの兜として、武将が被っていたものなんですって。
端午の節句クイズ、いかがでしたか? 皆さんは何問正解できたでしょうか。
毎年なんとなく過ごしてしまう端午の節句ですが、一つ一つに由来があり、お子さんのための願いがたくさん込められているんですね。
脈々と受け継がれてきた男の子のための文化、これからも大切にしていきたいなと思いました。
是非、周りの方にも出題してみてくださいね。一緒に、約一か月後の端午の節句を楽しみに待ちましょう:)