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【ちょっと通になれる、北欧小話】No.8:日本と違う!? 北欧のバレンタインデー
こんにちは。
もうすぐバレンタインデー。日本のバレンタインは一般的には女性から男性へ、愛を込めてチョコレートを贈る日ですね。
久しぶりの北欧小話第8弾は、北欧のバレンタイン事情をご紹介したいと思います:)
そもそも、バレンタインデーって?
「バレンタインはキリスト教の司祭が処刑された日」という、恋人たちの日には似つかわしくない説を聞いた方もいるかと思います。
実はそれは本当のこと。三世紀ごろにローマで実在していたウァレンティヌスという司祭が、2月14日に処刑されたことが始まりと言われています。
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当時のローマ皇帝クラウディウス2世は、若者が戦争に行きたがらないのは故郷の大切な人と離れたくないからだとして、結婚を禁じていました。
そんな時勢の中で、こっそり結婚を執り行っていたのがウァレンティヌス司祭。
当然皇帝は怒り二度としないよう厳命しますが、それにも背いたどころか獄中でも愛を説き続けるなどしたため、ついには処刑されてしまったのです。
その後人々は、彼を恋人たちの守護聖人「聖バレンタイン」として崇め、2月14日を聖バレンタインの日として祝うようになりました。
ただ、バレンタインデーが現在のようなスタイルになったのは、処刑から1000年以上経った14世紀ごろと言われています。
処刑というワードで少し驚かれたかもしれませんが、愛の尊さを説き続けた司祭の想いが、現代にも脈々と受け継がれているのですね:)
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北欧諸国のバレンタイン事情
フィンランドでは、バレンタインは「友達の日」として知られています。性別を問わず、友人や仲間に日ごろの感謝の気持ちを込めてチョコレートを贈るんですって。
チョコレートの他には、チューリップも定番ギフトの一つ。この時期、街には色とりどりのチューリップがたくさん並ぶそうですよ。
スウェーデンでは、「みんなのハートの日」と呼ばれています。フィンランドと同じく、友達、夫婦、親子など、大切な人に愛の気持ちを伝える日です。
街にはハート型の飾りつけが並び、お菓子や手紙もハートマーク。フィンランドではチューリップでしたが、デンマークでは情熱的なバラの花束が定番の贈り物です。
また、贈り物ではなくちょっといいお店でディナーを食べる人も多いそう。日ごろの感謝を伝え合う、きっかけの日なのかもしれませんね。
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デンマークも同じく、告白の日というよりは、恋人や夫婦が愛を確かめ合うために贈り物する日だそう。
まだまだバレンタインの歴史が浅いデンマークでは、日本ほど大きなイベントではないものの、若者を中心に贈り物をし合うようです。
ハート型のお菓子やチョコレートが定番ですが、スノードロップという春の訪れを知らせる白いお花も人気が高いと言われています。
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ちなみに…
女性から男性へ愛の告白をする日として大々的に祝うのは、世界でも日本だけだそう。
この独自の文化は製菓会社のキャンペーンがきっかけとされていますが、楽しくって美味しい日には違いありませんから、せっかくなら楽しみたいですね!
ハートのお人形で、愛情と感謝を伝えませんか
バレンタインにぴったりな、ハートマークを抱えたお人形。告白のイメージが強いバレンタインですが、日ごろの感謝を伝えるきっかけにもなりますね。
可愛いお人形が、皆さんの気持ちを代弁してくれるかも。ちょっぴり照れくさいけれど、この機会に日ごろの想いを伝えてみませんか:)