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クリスマスツリーって、いつからあるの?
te-noriには、今年新しくお取扱を始めたドイツ・ザイフェン村のツリーをあわせ、現在15種類のクリスマスツリーがあります。
ハロウィンが終わりクリスマスが近づくと、街でも家庭でも、最小さまざまなクリスマスツリーを見ることができますね。
ところで、クリスマスツリーって、いつ誕生したのでしょうか?
文献に初めて登場するのは、中世の劇
当時、人気のあった劇のうちのひとつに「楽園劇」という天地創造からアダムとエバの楽園追放のお話しがあります。この中で登場する1本の木がモミの木で、リンゴとパンが吊るされていました。
それから、聖アダムと聖エバの祝日である12月24日に、家でその楽園のツリー(パラダイスツリー)を飾るようになったのです。
ドイツの慣習と融合
中世ドイツの習わしに、クリスマスにロウソクや人形をピラミッド型の棚に飾る、クリスマスピラミッドがありました。
この習慣とパラダイスツリーが組み合わさり、現在のクリスマスツリーの原型となりました。
ドイツからヨーロッパ全土へ。そしてアメリカへ。
その後、クリスマスツリーはドイツから、ヨーロッパ全土へと広まっていきました。1800年のクリスマスには、イングランドのジョージ3世と結婚したシャーロット女王が、地元の子供たちのためにイチイの木にお菓子とおもちゃを飾ったという記録が残っています。
アメリカには、1740年代頃に、移民によってクリスマスツリーが持ち込まれました。それから100年以上たった1851年のニューヨークで、初めて街の中にクリスマスツリーが飾られることになります。
日本で初めて飾られたツリー
日本では、1860年にプロイセン王国(現在のドイツ北部からポーランド西部)の公館で、初めてクリスマスツリーが登場します。
そして、日本として初めてツリーを飾った記録が残っているのは、1874年になります。明治学院の前身である築地大学のクリスマスパーティーで、ツリーが飾られました。
それから、140年以上たった今、クリスマスツリーは私たちにとって、とても身近なものになりました。 te-noriのクリスマスつりーは、お部屋の中心になるような大きなツリーではありませんが、どれも天然の木材で作られた、手のひらサイズのかわいらしいクリスマスツリー。
サンタクロースやスノーマン、ニッセのお人形たちと一緒に飾りたくなる、あたたかみのあるクリスマスツリーをいかがですか?