【第一回】ミッフィー、生誕60周年!
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2016年3月9日
1955年にオランダのデザイナー、ディック・ブルーナが生み出したナインチェ・プラウス。
日本での通称は、「うさこちゃん」または「ミッフィー」。
昨年2015年は、ミッフィー生誕60周年でした。
そのお祝いを兼ねた記念祭や展示会が、2015年から2016年にかけてあちこちで開催されています。
猫が犬の飼育数を超えると同時に、さらなる注目を集めている”うさぎ”の代表的キャラクター、
ミッフィーについて少しだけ迫ってみました。
ちょっぴり面白い、ミッフィーのコト6選
◆ナインチェ・プラウス
冒頭でいきなり「ナインチェ・プラウス」と書かれていて、
なんのことだろうと疑問に思われた方も多いと思います。
ミッフィーが生まれたオランダでは、ミッフィーは「ナインチェ・プラウス」と呼ばれています。
オランダ語でうさぎを表す「konijn=コネイン」に、
小さいものを表す「tje=チェ」をつけて「nijntje=ナインチェ」。
プラウスは、ふわふわという意味なんだそう。ふわふわのうさちゃん、といったところでしょうか。
◆うさこちゃん
ミッフィーが日本に来た当初は「うさこちゃん」と呼称されていました。
その後ナインチェを英語に翻訳する際に「ミッフィー」と訳され、それが日本にも定着しました。
◆(・×・)
ミッフィーのお顔にあるバッテンは、口?鼻?
正解は、口と鼻の両方を表現したものなんだそうですよ。
◆カメラ目線
ミッフィーがいつも正面を向いているのは、
私たちと対話していたい、真正面から向き合いたいというディック・ブルーナの思いからきています。
極まれに、後姿や横顔も披露してくれます。見られたらラッキー!
◆ブルーナカラー
ミッフィーを始めとしたディック・ブルーナの作品は、白黒を除くと残りは六色で構成されています。
初めは赤・青・緑・黄の四色でしたが、くまや犬に色付けをするための茶、
ぞうのグレーと、後年に二色足され六色となりました。
※te-noriでは便宜上、赤色をオレンジと呼称している場合が御座います。
◆おばあちゃんの死
可愛らしい世界観とは裏腹に、ミッフィーの絵本には家族の死を取り扱ったものが存在します。
ディック・ブルーナが表現した死生観は、全世界の子どもたちに大切なことを伝え続けています。
いかがでしょうか?
ただの可愛いうさちゃんから、ミッフィーという一人の女の子として、
なんだかわかってきたような気がしませんか?
60年という長い歴史の中で、あなたの幼い頃から、身近なところにいつでも居たミッフィー。
気づかなかったけれど、ずっとずっとお友達だったんですね。