暮らし

【ちょっと通になれる、北欧小話】No.5:最高のバカンスシーズン! 北欧の夏の暮らし方

ノルディカニッセ 酔っぱらいサンタ

冬に向けて、英気を養うサンタさん

こんにちは。そろそろ冷たい飲み物がおいしい季節になってきましたね。

6月といえば日本は梅雨時ですが、彼方の北欧は、待ちに待った夏到来! なが~い冬を乗り越えてやってくるこの時期を、北欧の人々はどんな風に過ごすのでしょうか?

そこで今回は、北欧の夏の暮らしについて迫ってみようと思います。長雨のおともに、気軽にお読みいただけたら嬉しいです!

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国中の人々が待ち望んだ、降り注ぐ太陽の季節

お花を持ったミニ赤ずきんちゃん

日の光をあびながらのお散歩ですら、嬉しい気分

北欧の観光シーズンは、大体5~9月ごろといわれています。その中でも、夏とされる6~8月は、北欧中の人々がお休みをとってバカンスに繰り出すベストシーズンです。

10~4月と長期間続く、北欧の冬。厳しい寒さだけでなく、日照時間が極端に短いため、日差したっぷりの夏は国中の人が首を長くして待ち望んでいる季節なのです。

そのため、大人でも4~6週間程度の夏休みをとるのは珍しくありません。

夏中休むために数か月休業するお店があったり、日光浴をする人々で草原があふれかえったり。人々は短い北欧の夏を全力で遊び、そして休みます。

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北欧の夏は、最高のバカンスシーズン

ノルディカニッセ 寝ているサンタ

白夜に沸く北欧の夏。逆に冬は、太陽が完全に昇らない極夜という現象が起こります

北欧の夏が注目される理由の一つは、「白夜」。太陽が地平線に完全に沈まず、そのまますぐ昇ってくるため、一日中明るい状態が続きます。

北欧の人々は白夜を利用して、暗闇に閉ざされる冬の分の太陽を求めるかのように、一日中思い思いのアウトドアを楽しむそうですよ。

また湿気も少なく、平均的な最高気温が24度前後と、快適な暑さなのも人気の理由です。基本的に、一般家庭にクーラーがないというのですから驚きですよね。(稀に30度を超す時もあるそうですが)

早朝などは肌寒く感じられるときもあるそうで、日本と比べるとまるで質の違う夏だということが分かりますね。

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サマーハウスでスローな暮らしを楽しむ

ムーミンオルゴール ムーミンハウス

お魚をひかないように、気を付けてね~

他にも、「サマーハウス」と呼ばれる別荘で過ごすのも、北欧ではメジャーな夏暮らし。

別荘と言うときらびやかな響きですが、都会の喧騒を忘れ、のんびりとした田舎暮らしを楽しむかのように、森や湖などの自然を感じられる場所に構えるのが一般的です。

親しい人とバーベキューをしたり、水遊びをしたり、時には何もしなかったり。お金をかける以上に、ぜいたくな時の過ごし方をします。

また、かなり自然に近い状態で暮らすのが、夏の北欧流。サマーハウスに洗濯機やお風呂がないのは普通で、時には水や電気を引いていないところもあり、近くの湖から汲んできたり、焚火をたいたりするんですって。

自然の恐ろしさとともに、そのありがたさを実感しながら生きている、北欧ならではの夏時間ですね。

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一年で最も重要な日と言われる「夏至祭」

聖ルチア侍女

こんな風に白いお洋服を着て夏至祭を行う国もあるんですって

日本では単なる日の長い一日という位置づけの夏至ですが、日照時間の少ない北欧では、非常に重要な日とされています。

祝い方は国によっても様々ですが、背の高いポールや大きな焚火の周りで踊り明かしたり、国の伝統的な料理でパーティを開いたり。太陽の恵みに感謝し、夏の到来を夜通しで祝います。

また、太陽とともに育つお花も重要なアイテム。花輪でオシャレをする他に、7種類のお花を枕の下に入れて眠ると、未来の伴侶の夢を見られるという言い伝えもあるんですよ。

ちなみに、スウェーデンの夏至祭をモチーフにしたホラー映画「ミッドサマー」によって、一部の映画好きには有名となりましたが、あれはもちろんフィクション。スウェーデン政府ははっきりと否定していますので、実際はとても楽しいイベントですよ。(ショッキングな表現を含みますので、検索は自己責任でお願いいたします!)

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ノルディカニッセ ギターを持った青い服のサンタ

サンタさんも、カーテンを開けて気ままなおうち時間を過ごしています

いかがでしたか? 夏を全力で楽しむ北欧の夏暮らしについて、少しは身近に感じていただくことができましたでしょうか。

最後にひとつ、北欧、特にスウェーデンには、「死者は森へ帰る」という、北欧ならではの死生観を表現した言葉があります。

この言葉にも表れているように、手つかずの大自然や、厳しい気候と共存しているからこそ、北欧の人々はひと時の夏の恵みに対して、深い感謝を捧げることができるのですね。

奇しくもコロナウイルスによって、当たり前のことが当たり前に行われることの尊さを実感している、今の私たち。

一つ一つのことを感じ、考え、そして感謝して過ごすことができれば、きっとより良い自分に会うことができる、そんな気がしています。

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