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【ちょっと通になれる、北欧小話】No.6:太陽に感謝するスペシャルデー、北欧の夏至

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【ちょっと通になれる、北欧小話】No.6:太陽に感謝するスペシャルデー、北欧の夏至

2021年6月24日 (2021年10月1日最終更新)

暮らし / Larssons Tra, aarikka, 北欧の人形

お花を持ったミニフェアリー(イエロー×グリーン)

お日様のもと、妖精さんたちもお散歩を楽しんでいます

こんにちは! 今週月曜日、6月21日は夏至でしたね。一年で一番長く、太陽が顔を出していてくれる日。te-noriのある東京は晴れ間も見えてとても良い一日となりました。

さて、この夏至という日。日本では特段変わらない一日という方が多いと思いますが、実は北欧では大変特別なイベントだということをご存じでしょうか?

久しぶりの北欧小話。第6回の今回は、北欧の夏至について迫っていきます!

⇒「お花を持ったミニフェアリー(イエロー×グリーン)」はこちら

雪と闇に覆われる、北欧の冬

TONTTU フィンランド国旗 11cm

北欧諸国にとって、冬の太陽はとても貴重なものなのです

長い間、厳しい冬に閉ざされる北欧諸国。最高気温がマイナスになるのは当たり前で、人々は家の中で過ごすのを余儀なくされます。

また、北欧の冬といえば日照時間の短さも特徴で、日の出が6時間しか無い日もあるほど。お昼に晴れ間が見えれば良いですが、降雪などの影響で悪天候な日も増えがちと、条件はますます厳しくなっていきます。

ちなみに日光に当たると体内でビタミンDが生成されるのですが、北欧の人々は社会問題として取り上げられるほど、このビタミンDが少ないと言われています。

ただ、そんな長い家暮らしの事情があったからこそ、インテリアを充実させるための美しいデザインと造形美が発展していったともいわれていますよ!

⇒「TONTTU フィンランド国旗 11cm」はこちら

輝く日の下で楽しむ、北欧の夏

オブジェバード ライトブルー

北欧の夏は最高のリゾート地! 世界各国から人々が集まります

冬は暗い時間がとても長い北欧諸国ですが、夏になると今度はその逆。

打って変わって日照時間が極端に増え、18時間も明るい日があるなど太陽の恩恵を一日中受けることとなります。

ただ、明るい季節は冬に比べて短く、およそ三か月ほど。そのあとはすぐに寒さが戻ってくるため、北欧の人々は夏に一か月以上も休暇を取り、太陽の下で思いっきりサマーバケーションを楽しむんですって!

⇒「オブジェバードLarge/ライトブルー」はこちら

⇒「オブジェバードSmall/ライトブルー」はこちら

クリスマスと並ぶビッグイベント、ミッドサマー!

シロクマ貯金箱(Polar Bear Money box)

せっかくの夏至、シロクマさんも大好きなドーナツをいただいちゃいます!

そんな北欧で、最も長く太陽が顔を出す夏至。それはそれは盛大なイベントになることが、もはやお分かりいただけるかと思います!

期間は国や地域によって微妙に異なるのですが、だいたい夏至を迎える5日前~前日より、前夜祭として盛り上がりを見せ始めます。そして夏至に最も近い土曜日に、夏至祭(ミッドサマー)と呼ばれるお祭りが開催! 北欧では、クリスマスと並ぶほどのビッグイベントなんだそうですよ。

例えば、2021年のフィンランドの夏至祭は6月26日(土)。さらにミッドサマーデイとして、前日の金曜日から合わせて三連休となります。この週末、遥か彼方の北欧に思いを馳せて見るのもいいかもしれませんね!

ちなみに、一年を四つの節目に区切ったのが春分、夏至、秋分、冬至。日本では、かつて皇室のイベントがあった春分と秋分は祝日となりましたが、それが無かった夏至と冬至はお休みにはなりませんでした。ちょっぴり残念!

⇒「シロクマ貯金箱(Polar Bear Money box)」はこちら

飲めや歌えや! 太陽の恵みを身体いっぱいに感じて楽しみます

スウェーデンフラッグを持った女の子

フィンランド、スウェーデン…憧れの彼の地に行ける日常が、早く戻りますように

夏至祭の楽しみ方も地域によって微妙な違いがあるのですが、基本的にはメイポールと呼ばれる縦長のポールを、屋外にメインシンボルとして建てるのが恒例。

相合傘に小さな丸が二つ付いた特徴的なこのポールを、まずはたくさんの草花で飾り付けます。

それから花冠を被ってメイポールの周りを踊ったり、ピクニックをしたりするのが一般的な光景。たくさんの人々がメイポールの元に集い、歌やお料理を思う存分楽しみます。

また、夏至祭の連休から夏休みを取り始める人もたくさん。北欧の夏休みは大人でも最低一カ月と大変長いので、サマーハウスと呼ばれる別荘を借りて、家族ごと移り住むのもよくある過ごし方の一つなんですって。そのため、夏至祭を家族水入らずで過ごすという方も多いそうですよ。

コロナ渦で夏至祭の楽しみ方もまた変わってきているとは思いますが、たくましい北欧の人々はきっと、その中でも最大限太陽を楽しむのでしょうね:)

⇒「スウェーデンフラッグを持った女の子」はこちら

⇒「フィンランドフラッグを持った女の子」はこちら

民族衣装の女の子(ホワイト×ブルー)

太陽に恵まれた土地にいる幸せ。当たり前だと思ってはいけませんね

北欧の人々の太陽への想いは、並々ならぬものがあると言われています。雨や雪が降っていても昼間は外に出て明るさを楽しんだり、仕事を後回しにしてまで日光浴をしたり。暖かくなってくると公園は水着の人であふれ、紫外線などものともせず日差しを浴び続けます。

日本では太陽の恵みはもはや当たり前のものですが、こうして北欧の事情を学んでみると、そんな環境にいられることに改めて感謝しなければいけないなと感じます。

北欧の人々を見習って、夏至は「太陽に感謝する日」にしてみるのも素敵かもしれませんね。来年の夏至は、是非そんなことを思い出してみてください。

それでは、今回の北欧小話はここまで! 最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!

⇒「民族衣装の女の子(ホワイト×ブルー)」はこちら

⇒「民族衣装の男の子(ブルー)」はこちら

【ちょっと通になれる、北欧小話】No.6:太陽に感謝するスペシャルデー、北欧の夏至

2021年6月24日 (2021年10月1日最終更新)

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