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ニッセ、トムテ、トントゥ、パッカネン・・北欧に伝わる、妖精たち。

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ニッセ、トムテ、トントゥ、パッカネン・・北欧に伝わる、妖精たち。

2017年5月26日 (2021年10月1日最終更新)

暮らし / Nordika Design, Larssons Tra, aarikka

te-noriの主力アイテムである、ノルディカデザインの「ニッセ」。また、根強いファンの方が多いラッセントレーの「トムテ」。去年からお取り扱いを始め、瞬く間に完売商品の出た、アーリッカの「トントゥ」と「パッカネン」。
te-noriに携わるようになってからは当たり前のように親しんでいますが、初めは「ニッセ」と言われても、何のことを言われているのか分からなかった時代もありました。
今回は初心に立ち戻り、彼らのことをご存知ない方にも知っていただけるよう、彼らを紹介をしていきたいと思います!

「ニッセ(nisse)」byノルディカデザイン

ニッセ

色々な姿形のある、ノルディカデザインのニッセ

ニッセとは、ノルウェーやデンマークなどで発祥した、伝承に登場する妖精のことです。
主な仕事はプレゼントを包んだり運んだり、サンタクロースのお手伝い。サンタさんと同じような赤いとんがり帽子をかぶっていて、ヒゲをたくわえた小さな子どもくらいの大きさといわれています。
屋根裏などに住んでおり、ニッセがいるおうちは幸福になるとされていますが、彼らはとっても気分屋。大切にしないとイタズラをしてしまうため、クリスマスの時期には感謝を込めて屋根裏などにスープを供える風習があるんですって。
北欧ではクリスマスというとサンタクロースよりニッセを思い浮かべる方も多いようで、お店にはニッセ人形がたくさん。様々な姿のニッセ人形を見ることができます。

ノルディカデザインのニッセは、製造の全てを本場ヨーロッパで行っている「本物」。おヒゲのニッセはもちろん、可愛らしい女の子ニッセ、青いサンタを主流とするロシアの流れを汲んだ青いニッセなど、新しいニッセ像を次々に確立させています。
ハイクオリティでありながら手作業で作られているため、一つ一つ表情が違うのがノルディカデザインニッセの特徴。あなただけのお気に入りのニッセを是非見つけてみて下さいね。

毎年その年限定のデザインが大好評の、ノルディカデザインのイヤーズノルディカですが、今年のテーマは、「郵便」にきまりました。また続報をお届けしますので、もう今しばらくお待ちください!

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「トムテ(TOMTE)」byラッセントレー

トムテ

もじゃもじゃおヒゲが特徴の、ラッセントレーのトムテ

トムテは、北欧の伝承に登場する妖精のこと。実はニッセとほぼ同等の存在であり、デンマークやノルウェーではニッセ、英語圏ではトムテと、呼び名を変えて呼ばれているんです。
ラッセントレーのトムテは、北欧伝承に忠実。赤いとんがり帽子、小柄なサイズ、たくましいおヒゲ。顔なんておヒゲでほとんど見せてくれません。でも、これが本来のトムテの姿。
北欧の息遣いを確かに感じられるのは、このトムテなのかもしれませんね。

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「トントゥ(TONTTU)」byアーリッカ

トントゥ

トントゥの屈託のない笑顔は、チャーミングすぎます!

トントゥも、ニッセやトムテと同じ存在です。彼らのことをトントゥと呼ぶのは、主にフィンランドの人々。
アーリッカのトントゥも、ノルディカデザインと同じく本場フィンランド産のお人形。ノルディカデザインのニッセに比べると端的なデザインで、ラッセントレーのトムテと比べるととってもラブリー!お住まいの環境やシーンを選ばず飾って頂ける、真っ直ぐな可愛らしさ、シンプルさが特徴です。
今年のクリスマスシーズンには、また新しいアーリッカのトントゥたちをお見せ出来ると思います。是非楽しみにしていて下さい!

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「パッカネン(PAKKANEN)」byアーリッカ

パッカネン

さむ~いカラーリングに、あったかマフラーがポイントのパッカネン!

パッカネンは、元々はフィンランド語で「氷点下の寒さ」という意味の単語。単なる大変な寒さというだけでなく、「気温が摂氏0度以下である状態」という客観的な単語であるようです。
パッカネンはアーリッカの独自色が濃いお人形で、その名の通り「冬」そのものをトントゥに照らし合わせて作り上げたような、寒々としたモノトーンを基調としています。
トントゥと対になったようなデザインになっていて、トントゥの色違い、またはトントゥより少し厚着になることが多く、冬の雰囲気をまた一段と盛り上げてくれる妖精さんなんです。

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実はどのお人形も、私たち人間と同じで、ほとんど国籍が違うだけということが分かりましたね。
ニッセたちの面白いところは、それぞれの国のそれぞれのデザイン性によって、全く違う姿になって私たちを楽しませてくれると言うこと。
サンタクロースなら赤い服を着たおヒゲのおじいさん、とパッと思い描くことができますが、彼ら妖精たちには、決まりきった定義というものがなかなか存在しません。あってもとんがり帽子に小柄な姿くらいのもの。
「妖精とは?」というQに対し、地域別、国別に様々なAを見ることが出来る。te-noriでご紹介しているだけでも、全く違った個性がありますよね。
お国柄や伝統など、そんなところに注目してお気に入りの一体を探すのも、楽しみ方の一つなんです。今年のクリスマスもたくさんのお人形をご紹介していきますので、お楽しみに!


ニッセ、トムテ、トントゥ、パッカネン・・北欧に伝わる、妖精たち。

2017年5月26日 (2021年10月1日最終更新)

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