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「父の日」は、お父さんへの感謝の気持ちから生まれました。
5月の母の日は、皆さんどう過ごされる予定ですか?家族団らんを満喫する方もそうでない方も、もうすぐ母の日だなあ、と一度は思うのではないでしょうか。
さて、母の日の次は父の日です。2017年の父の日は、6月17日(日)!母の日と比較するとなぜかちょっぴり影の薄い父の日ですが、贈り物を迷いがちですよね。te-noriの父の日オススメ商品と共に、父の日の成り立ちについて学んでいきましょう!
父の日のなりたち
前回、母の日のなりたちについて学びました。話はその続きからになります。
1909年、アメリカに「ソノラ・スマート・ドッド」という女性がいました。彼女を初めとした6人のこどもたちは母親に育てられ、父親は件の南北戦争に召集されていきます。
しかし母親が過労により亡くなってしまったことを発端に、子どもたちは退役した父親に育てられることになります。
そんな父親も、子ども達が巣立っていくとまもなく亡くなってしまいます。ソノラは、男手一つで自分たちを育ててくれた父親に敬意を表し、彼の誕生月である6月に、礼拝を行ってもらうよう教会へ働きかけます。
彼女はこの礼拝をきっかけに、当時既に存在していた母の日を参考にし、教会を初めとした地域社会へ「父の日」の設立を呼びかけます。
母の日が設立の呼びかけから認められるまでに約10年かかったのに対し、なんと父の日は60年以上もたった1972年にようやく認められました。何故こんなに時間が経ってしまったのか、はっきりした理由は分かっていません。
日本で定着したのも母の日は1930年代頃と早めであるのに対し、父の日は1980年代頃とかなり出遅れてしまっています。父の日の影が薄い気がしてしまう理由は、こんなところにあるのかもしれませんね。
お父さんの墓前に添えた、白いバラ
世代を超えて愛される二人!
母の日のカーネーションに対し父の日はバラを贈る、ということに馴染みの無い方も多いかもしれません。
父の日にバラを贈るのは、ソノラが父親の墓前に白いバラを供えたから、という由来があります。
色についてもカーネーションと同じく、赤いバラは父親がご健在の方、白いバラは父親が亡くなっている方、と分けられていましたが、次第にその意味は薄れていきました。
現在日本では黄色いバラやユリ、ひまわりが父の日の花として高い人気を誇っていますが、黄色が人気な理由は「日本ファーザーズデイ委員会」が企画した「イエローリボンキャンペーン」によるもの。希望や幸せの象徴である「黄色」を父の日のテーマカラーにしようと働きかけ、見事定着したのですね。
お父さんは花言葉なんて気にしないだろうし、どんな花でもいいや!なんて思っていませんか?いえいえ、お父さんが気にしなくたって、花言葉を選んで贈る、ということが大切です!
◆赤いバラ・・・情熱、愛情
◆ピンクのバラ・・・感謝、温かい心
◆オレンジのバラ・・・信頼、絆
◆黄色いバラ・・・友情、献身
◆紫のバラ・・・誇り、気品
定番である黄色いバラは、花言葉としては少しひっかかるものがあるかもしれません。更に黄色いバラは「嫉妬」などのネガティブな花言葉も含まれているため、他の色のバラと組み合わせたりして、上手に贈りたいですね。また、白いバラはやはり亡くなったお父さんに贈るという意味合いもあるため、注意が必要です。
次は、他の花についても見ていきましょう!
◆黄色いユリ・・・陽気
◆ひまわり・・・私はあなただけを見つめる、愛慕
どれも素敵な花言葉ですね。ひまわりは、ちょっと情熱的すぎるかも!?
やっぱりドラえもんなら、間違いありません
いかがでしたでしょうか?一年に一度しかない父の日ですから、この機会に感謝の気持ちを伝えてみてはどうでしょうか。
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