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1月7日は、七草粥とお正月飾りの片づけを

今日は、お正月においしいものをたくさん食べて、お疲れ気味の胃にほっとやさしい七草粥をいただく日です。今年一年の無病息災を願いつつ、体の調子を整えます。 そして、もうひとつ忘れてはいけないのが、お正月飾りの片づけです。


七草粥

七草粥って?

七草粥とは、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七草をいれて炊いたお粥です。七草はそれぞれ体にとても良い働きをしてくれ、日本のハーブとも言われます。

  • セリ…増血作用
  • ナズナ…解熱・利尿作用
  • ゴギョウ…風邪予防
  • ハコベラ…利尿作用、消炎
  • ホトケノザ…食欲増進、解熱作用
  • スズナ、スズシロ…消化促進
七草

七草粥のレシピ

レシピというほどではありませんが、1番簡単な方法をご紹介。いただく時は、もちろんそのままでも、お塩やお醤油、その他麺つゆをすこしかけてもおいしいです。

  1. スーパーで七草セット買ってきて、それを細かく刻みます。
  2. 炊飯器でお米を1合セットし、水を「おかゆ」の線まで入れて1を加えます。
  3. 炊き上がったらお皿に盛り付け、多めに入っていた七草を添えるときれいです。
七草粥のレシピ

それでは七草粥で体が温まったところで、次に行きましょう。お正月飾りの片づけです。

お正月飾りの片づけ

いつ片づける?

松の内が過ぎたら、お正月飾りを片づけましょう。もともと松の内は、鏡開きの15日までをさしていましたが、現代では7日までというのが通例のようです。ただし、地域によって違いがありますので、お住まいの地域の慣例にあわせるのが良いです。

15日から7日に短縮された理由は諸説あるそうですが、江戸幕府が明歴3年正月18日から28日に起こった大火を教訓に7日で飾り納めをするように通達したことが起因とも言われています。 そのため、江戸幕府の影響をそれほど受けなかった関西では、15日までを松の内とする風習が残っているようです。

どうやって片づける?

飾り終わったお正月飾りは、処分します。神社などでおこなわれる「どんど焼き」で各家庭のお正月飾りを積み上げて一斉に焼きます。どんど焼きの火にあたると1年健康で過ごせるなど、こちらも無病息災を祈る行事です。

ただ、近年は火災への懸念などからどんど焼きがおこなわれることは少なくなってきているようです。近くでどんど焼きがなければ、神社で受け付けてくれる地域もあるので、お近くの神社へ問い合わせてみてください。

神社へ持っていくのも難しいという場合は、ゴミに出すことになります。取り外したお正月飾りを白い紙の上に置き塩でお清めをしてからその紙でお正月飾りを包みます。その後、地域のルールに沿ったゴミの分別をして捨てます。


最後に

七草粥もどんど焼きも、年々忘れられてしまっている行事かもしれません。けれども、どちらも無病息災を祈る日本の大切な行事なので、私たちも大切にしていきたいと思います。