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「母の日」は、お母さんを慕う気持ちから生まれました。
すっかり春めいてきました。さて、もうしばらくすると母の日ですね。2017年の母の日は、5月14日の日曜日!まだまだ先のこと?いえいえ、もう考え始めても決して早くはありません!今から気持ちを盛り上げるべく、今回は母の日について調べてみました。
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母の日のなりたち
1861年頃、アメリカでは奴隷制度を巡って南北戦争が勃発していました。当時は衛生環境がたいへん悪く、南北問わずたくさんの兵士や民間人が病に苦しんでいました。そんな中、衛生環境を良くしようと立ち上がったのが、「アン・ジャービス」という女性でした。
彼女は敵味方問わず人々を癒すべく「Mother's Work Days」という団体を立ち上げ、たくさんの人々を救ったと言われています。
アンさんは、南北戦争が終結した後も人々のために活動し続けましたが、1905年5月9日に亡くなってしまいます。
その後、アンさんの娘「アンナ・ジャービス」が、偉大だった母を偲ぶため、追悼式を行いました。これが母の日の起源とされています。
これがきっかけで、アンナさんは母親たちを敬う機会を作ろうと国へ働きかけます。それが実を結び、5月の第二日曜日を「母の日」とする法律がアメリカで1915年に施行されました。それが世界中に広まり、現在の母の日が誕生したのです。
お母さんの好きだった、カーネーション
アンさんの追悼式で、娘のアンナさんは、集まった人たちに母の好きだった白いカーネーションを配りました。これが母の日にカーネーションを贈る起源になったと言われています。
最初は白いカーネーションは母親が亡くなっている方、赤いカーネーションは母親がご健在の方、という流れがありましたが、次第にその意味は薄れ「赤いカーネーション」が世界中に定着しました。
そういえば、カーネーションの花言葉って、ご存知ですか?カーネーションの花言葉は、「女性の愛」「感動」「純粋な愛情」。素敵な言葉ばかりですね。
でも、これは全てのカーネーション共通の花言葉。実はカーネーションは、色によって花言葉が違うんです!
◆赤・・・母の愛、真実の愛
◆ピンク・・・感謝、あたたかい心
◆オレンジ・・・あなたを熱愛します、情熱
◆紫・・・誇り、気品
◆青・・・永遠の幸福
珍しい青色が思いかけず素敵な言葉でした!是非あなたのお母さんにぴったりのお花を選んでみて下さいね。
しかしその一方で、注意しなくてはいけない色もあるんです。
◆白・・・今でも亡くなったお母さんに贈る花であるとされているため、お母さんがご健在の方は色の付いたものを贈るようにしましょう。
◆黄・・・意外にも「軽蔑」や「嫉妬」といった厳しい花言葉があるため、避けたほうがいいかもしれませんね。
◆濃い赤(ダークレッドに近いもの)・・・「私の心に哀しみを」という花言葉があるため、注意が必要です。
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いかがでしたでしょうか?一人の娘さんの母親を慕う気持ちが、母の日のきっかけになったなんて素敵な話ですよね。
私たちを生み、育て、見守ってくれているお母さん。今年の母の日は、いつもとは少し違う贈り物で、いつもよりたくさんの笑顔を見てみませんか?
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