ひな祭りをもっと楽しむための、プチ知識
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2016年2月10日
ひな祭りをもっともっと楽しむための、プチ知識
今でこそ、向かって左に「おだいりさま」、向かって右に「おひなさま」 が一つの確立した飾り方ですが、古式では左右逆だったそう。
それは、あらゆるものを陽と陰に分け、陽のものは右、陰のものは左とした「陰陽説」という考え方が大きく影響していました。
男性は陽、女性は陰に属し、さらに他人からの目線を考慮した結果、向かって左に「おひなさま」、向かって右に「おだいりさま」 とされていたのです。
それが現在の形である向かって左に「おだいりさま」、向かって右に「おひなさま」 に変わった由来は、文明開化により、向かって左が上位とされる西洋の文化が入ってきたからとか、昭和天皇が西洋文化に倣って皇后様の左に立たれたからなど、諸説あるそうです。
関西の飾り方が古式のものと同じなのは、古式が主に京都で深く根付いていたからだとされています。
知らなくても問題はないけれど、知っているとちょっぴり面白い。なんとなくだけどひな祭りのこと、以前より分かってきたような気がしませんか?
年に一度の女の子のお祭りを、めいっぱい楽しんでください!