
雨上がりの美しいユトレヒト
突然ですが、皆さんはオランダといえば何を思い浮かべますか?
チューリップ?風車? もちろんどれも素敵ですけれど、te-noriにお越しいただいている方はきっと、真っ先にミッフィーを連想されたかもしれませんね。
そう、ミッフィーはオランダ出身のデザイナー「ディック・ブルーナ」によって、1955年にデザインされました。
2020年に生誕65周年を迎える、白いうさぎの女の子。これまでte-noriでも、たくさんの方にミッフィーアイテムをお届けして参りました。
当然のことながら、te-noriスタッフは皆ミッフィーが大好き。そんな折、スタッフの家族がオランダ旅行へ行くことになりましたので、ブルーナの出身地であるユトレヒトに行って来てもらいましたよ!
残念ながらスタッフ本人は行くことが出来ませんでしたが、代わりに写真をたくさん撮ってきてもらいました。このエッセイを通して旅行気分を味わっていただけましたら嬉しいです!
ナインチェ・ミュージアムは、子どもたちのための場所

子どものために、安全に設計されているそう
ナインチェ・ミュージアムは展示を見るというより、子どもたちのために作られた遊び場のような場所です。
絵本が子どもたちのためにあるものだからこそ、そういうスペースになったのですね。
こんな風に150cm以下の子どもたちのためのキッチンがあったり、

大人も安心して見守ることが出来ます
子ども専用の道路や汽車が通っていたり、

もの作りの楽しさを伝えることも忘れません
大人と一緒になって楽しめるワークスペースもあります。

ミッフィー以外のブルーナデザインもたくさん見ることが出来ます
こういったちょっとしたスペースも、遊び心が満点です。
知っている方も多いかもしれませんが、ブルーナのデザインは基本的に、「ブルーナカラー」と呼ばれる6色しか使用されません。
黒白を除く、「赤」「黄」「緑」「茶」「青」「グレー」。例外も数多くあるようですが、基本的にはこの六色を基調としています。

写真をたくさん送ってもらって、リアルタイムでこれを買ってきて! とお願いしました
忘れちゃいけないお土産は、ナインチェ・ミュージアムを出て、チケットを購入したセントラル・ミュージアムでどうぞ。
私もいくつかお土産を買ってきてもらいましたよ。その話は、また今度いたしますね:)
街にも仕掛けが!

渡るのも楽しくなりますね
ナインチェ・ミュージアムを出たら、次は街を散策しましょう。
まず有名なのが、ミッフィーの信号機です。
このレインボーの横断歩道が目印。右上に赤く光るものがありますが…?

赤信号、青信号は世界共通
ありました! 赤の「止まれ」中のミッフィー。青になると、右方向に歩くミッフィーに変わります。
ちなみに「WACHT」はオランダ語で「待って」という意味。こんな何でもない風景も、ミッフィーがいるだけでスペシャルなものに変わりますね。

名門、ユトレヒト大学
オランダの中でも最大規模の学校のひとつ、ユトレヒト大学。1636年に創設され、数多くのノーベル賞学者を輩出している名門大学です。
そんなユトレヒト大学には、こちら側はブルーナの、裏側はミッフィーの顔になっている、一風変わった像が置かれています。
ちょっと不気味でしょうか?
ちなみにこのページの一番最初に使われているミッフィーの写真が、この像の裏側。少し変わったお洋服を着ていますが、もしかしたらオランダならではのものかもしれませんね。
ミッフィー好きにはたまらない、ユトレヒトの街

ブルーナさん、ミッフィーを生み出してくれてありがとう
いかがでしたでしょうか? 大きなものは以上ですが、ユトレヒトにはあちこちにミッフィーが潜んでいます。
ブルーナの行きつけだったケーキ屋さんには、今でもそこだけでしか買えないミッフィーのクッキーが売っていたり、街のちょっとした出店の看板にミッフィーが描かれていたり。セントラル・ミュージアムでは、ブルーナのアトリエが見られたりもしますよ。
是非オランダ旅行をされる際は、ミッフィーに会いにユトレヒトへ行ってみてくださいね:)
まだまだ細かい部分をご紹介しきれませんでしたので、それはまた今度、番外編という形でお届けしたいと思っています。
te-noriのミッフィーアイテムとともに、投稿を楽しみにお待ちくださいね!