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イヤーズノルディカの「ククサ」って?
毎年完売してしまう、大人気のイヤーズノルディカ。既に発表がありました通り、今年のテーマは「ククサをもったサンタとベリージャムを持った女の子」となりました。そこで気になるのは、「ククサ」という聞きなれない単語。ククサって、なんなんでしょうか?
⇒ノルディカデザインの「イヤーズノルディカ 2016」はこちらからククサとは、サーメ語で「カップ」
ククサとは、スウェーデンの先住民族「サーメ人」の間で伝わる木製マグカップのこと。遊牧民であるサーメ人は、トナカイを放牧するなどして移動しながら暮らし、自然に宿る精霊を信仰する、自然と一体になった民族です。
木や動物の骨や皮などといった、自然の中で手に入るものを、道具として加工していくのが得意だったサーメ人。そんな中で生まれたのがククサでした。
伝統的なククサは白樺のコブから作られますが、白樺のコブは十分な大きさになるまで30年はかかるとされる、たいへん貴重なもの。近年ククサの人気が高まったこともあり、白樺のコブは高騰、ククサはなかなかの高級品になってしまったのでした。
北欧生まれのニッセに、北欧生まれのククサ
いかがでしたでしょうか?ククサの、マグカップ以外の一面も知って頂けたでしょうか。
大切にすればおうちに幸福を運んできてくれるというニッセと、贈った相手に幸福をもたらすというククサ。ニッセの持ったククサの中には赤い木の実がたくさん詰まっていて、さらに背中には赤い木の実がめいっぱい詰まったカゴ。そして隣には可愛らしい赤いジャム瓶を持った女の子が寄り添います。
様々なストーリーを感じることができる、たくさんの幸福に満ちた今年のイヤーズノルディカ。お求めは、お早めに!
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