商品の詳しい説明

福升の中に七夕飾りが丁寧にあしらわれた、初夏にピッタリな飾り物です。

乞巧奠（きこうでん）とは、平安時代ごろに中国から伝わった行事で、七夕の原型のひとつとされています。「技が巧みになるように祈る」という意味を持ち、機織りの上手な織姫にあやかって技術の向上を願いました。

糸や針をお供えし、ご馳走をいただいたり、和歌を詠んだり。こちらはそんな伝統的な乞巧奠をモチーフにした、日本ならではの夏の飾り物になっています。

手のひらサイズの福升は、お祝い事でも使用されるおめでたいアイテムのひとつ。その福升の中に、七夕の笹や短冊が立体的にあしらわれています。

その下には緑の葉や和歌用の短冊が鎮座していますが、この葉は「梶（かじ）」という植物で、古くから乞巧奠の際に用いられてきた由緒正しいもの。単なる植物の飾りとして楽しむのも良いですが、そんな意味合いを知っているだけで、よりお気に入りのアイテムとして飾っていただくことが出来ます。

小さな福升の中に七夕の世界観をぎゅっと閉じ込めた、和の宝石箱のようなひと品。さっぱりとした福升のデザインはどんな場所でもサッと飾れて、見た目にもとってもオシャレです。

※和紙の質感を重視しているため、シワやヨレなどがある場合がございます。また、製造過程で避けられないペイントのムラや着色、にじみなどが見られる場合がございますが、弊店では良品とさせていただいております。何卒ご了承ください。

※多少のキズやヨレ、凹みなどがある場合がございます。不良品ではございませんので、何卒ご了承ください。

※手づくりのお品物なので、絵柄、色味、大きさが、若干画像と異なる場合があります。