暮らし / 卯三郎こけし, Lovi 七夕にもピッタリな、星形オーナメント こんにちは。2020年も後半戦に入りました。もうすぐ、七夕ですね。 七夕というと、織姫と彦星が天の川を越えて再会する日。昔の人が考えた、夜空を舞台にしたロマンチックな一日です。 ですが実際どういうイベントなのか、深い部分までご存じの方は少ないのではないでしょうか? ⇒「オーナメント スター10cm ナチュラル」はこちら ⇒「オーナメント スター10cm ブライトレッド」はこちら ⇒「オーナメント スター10cm ダークブルー」はこちら 七夕は、仲良し夫婦の物語 天帝とは、いわゆる神様のことです その昔、天の川の西岸に織姫という美しいお姫様が住んでいました。 織物がとても上手で、働き者だった織姫のために、父親の天帝は婿探しを始めます。 ちょうど天の川の対岸に彦星という、これまた働き者の牛使いがおり、二人はめでたく夫婦に。 しかしあまりの仲睦まじさに二人は働くことを忘れ、一緒にいるばかりになってしまいました。 怒った天帝は織姫と彦星を引き離すことにしましたが、二人の落胆ぶりを見てか、7月7日のみ会うことを許しました。 二人はその日のために、一生懸命働くようになったそうな。 ⇒「ウェディングこけし(黒台)」はこちら 天の川って? アジアは川、西洋はミルクの銀河系 さて、織姫たちは天の川の岸辺で暮らしていたというわけなのですが、そもそも天の川とは何なのでしょうか? 天の川とは一つの星座のことではなく、いくつもの恒星が帯状に重なり合った銀河のこと。星々が川のように連なっているため、天の川と呼ばれるようになりました。 ちなみに西洋では、川ではなくミルクを連想させるということで、ミルキーウェイと呼ばれていますよ。 天の川自体は一年中見ることができますが、特に観測に適しているのが夏の夜空。七夕が夏に生まれたのには、こうした理由もあるのです。 ⇒「星に願いを」はこちら 夏の大三角形と七夕 夏ならではのお花、お人形。そして星のおはなし 天の川の他に七夕と深い結びつきがあるのが、「夏の大三角形」。皆さんも名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。 ベガ・アルタイル・デネブの三つの星を繋げると現れる、二等辺三角形。これが夏の大三角形ですね。 このうちベガが織姫星、アルタイルが彦星と呼ばれていますが、この時期ちょうど、ベガとアルタイルの間を、天の川が通っているように見ることができます。 そう、まさしく七夕の物語そのものの光景ですね。 これを眺めた昔の人が、七夕を考えたのだと思うと、よりロマンチックな気分になってきますね:) ⇒「夏」はこちら 七夕は元々、8月の行事だった? この二人なら、天の川を泳ぎきってしまいそうです 夜空を舞台にしたイベントなのに、どうしてわざわざ梅雨時に設定されているのか、疑問に思ったことはありませんか? 実は七夕は、旧暦の時代に作られた行事。つまり、元々は夏真っ盛りの8月7日頃に行われていたのです。 8月に七夕祭りを行っているところがありますが、これはそういう理由があったのですね。皆さんの地域はいかがでしょうか? 今年の7月7日の東京は、今のところ降水確率30%の曇りマーク。2019年は一日中雨でしたから、今年は是非とも期待したいですね! ⇒「サーファー君」はこちら ⇒「フラガール」はこちら 「伝統的七夕」って知ってる? これは伝統的な、可愛い猫ちゃん! いくら暦の変更のせいといっても、せっかくの七夕が、星空の観測に適していない時期なのは残念ですよね。 そこで2001年に、国立天文台が「伝統的七夕」という日を設けました。 七夕の星空を楽しむ「伝統的七夕」の日は、本来の七夕である旧暦の7月、つまり8月に設定されています。 月齢などによって決められるので、日にちは毎年変わるのですが、2020年は8月25日(火)。皆さんも是非「伝統的七夕」の日には、夜空を見上げてみてくださいね。 ⇒「キティダルマ(豆)黄色」はこちら ずっとそばにいられるのが一番の幸せ 七夕について、ざっくりとご紹介してみました。初めて知ったという情報が、少しでもあれば嬉しく思います:) 今年の短冊には、早くコロナウイルスが終息しますようにと書こうと思います。皆さんは、どんなお願い事をされますか? 残念ながら都市部では、街の明かりが強すぎるため、天の川を見ることはかなり難しいそう。 今年の夏はソーシャルディスタンスもかねて、自然の中で天体観測なんていうのも素敵ですね! ⇒「スウェーデンフィギュアセット」はこちら 次の記事へ 【ちょっと通になれる、北欧小話】No.6:太陽に感謝するスペシャルデー、北欧の夏至 前の記事へ