卯三郎こけしについて

卯三郎こけしは、創作こけしの生産量日本一の群馬県・榛東村にある、昭和25年創業のこけし工房です。 卯三郎こけしでは、初代岡本卯三郎(1917年-2009年)の熟練の技を継承しつつ、時代にあった革新的なこけしが日々創られています。

豊かな自然に囲まれ、ワイナリーでも有名な村。

榛東村(しんとうむら)は、群馬県のほぼ中央、榛名山の東麓にある村です。 秋になると、ぶどう畑が一斉に色付きます。この村にある「しんとうワイナリー」をご存じの方も多いと思います。

周りに広がる豊かな森林資源をいかして、こけしづくりが発展してきました。 木肌が白く木目が目立たない落葉高木「ミズキ」、木目が美しい高級素材「ケヤキ」をはじめ、 「クリ」や「サクラ」など、その木の持つ魅力が最大限いかされ魅力的なこけしは作られています。

初代・岡本卯三郎 初代・岡本卯三郎
「梅の里」初代・岡本卯三郎 作 「梅の里」初代・岡本卯三郎 作

時代にあった新しい形と新しい図柄のこけし。

こけしと言えば、丸い頭と円柱状の胴体の形の「伝統こけし」をまず思い浮かべる方が多いと思います。 「伝統こけし」に対し、卯三郎こけしを始め群馬県で作られているこけしは、「創作こけし」と呼ばれています。

創作こけしに決まった形や図柄はないので、自由で新しいこけしが誕生しています。 ミッキーやミニーなどディズニーの人気キャラクターこけし、ディックブルーナのミッフィー(うさこちゃん)のこけし、ドラえもんやバカボンのこけしなど、 キャラクターモチーフのこけしは特に人気です。

こどもたちのおもちゃでした。

木材を挽き頭と体を形どった、こどものおもちゃとして誕生したこけし。 湯治客相手に木製の器などを売る傍らで、こけしが売られていました。 そのため今でも、温泉の近くにはこけしの生産地があることが多いのです。

こけしを飾るのはもちろん、一緒におでかけしたり、写真を撮ったりとこけしで遊んであげると、こけしはもっと喜ぶかもしれませんね。